①十勝岳からオプタテシケ 十勝岳連峰縦走27.6km | 北海道登山 #16
【日程】2022年8月17日 〜18日
【天気】1日目:晴れのち曇り
2日目:曇り
【コース】
1日目:十勝岳望岳台登山口 〜 十勝岳2077m 〜 美瑛岳2052m 〜 美瑛富士避難小屋岳にてテント泊
2日目:美瑛富士避難小屋 〜 石垣山1822m 〜 ベベツ山1860m 〜 オプタテシケ山2012m
【総歩行距離】27.6km
十勝岳望岳台へやってきた。今回は前回(3年前)の縦走の続き、十勝岳からオプタテシケ山まで歩きます。
1泊2日の十勝岳縦走。ザックの重さは約17kgと軽量化要検討。余計なものまで持ってきているから少し整理しないと。
活火山である十勝岳は噴火警戒レベル1。1926年、1962年、1988年に噴火している。30年周期と考えるとそろそろかもしれない。
望岳台から十勝岳、美瑛岳と渡り、美瑛富士避難小屋で1泊したのちにオプタテシケまで登る計画。
これが望岳台か。十勝岳は見えない。山が望めるというわけではないのかな。
蝦夷大山竜胆 | エゾオヤマリンドウ
上の方にのみ蕾を持つのが特徴。花は咲かない。
玄武岩。磁石にくっつくらしい。
三日月みたいな石が岩の上にある。
大虎杖 | オオイタドリ
若い茎は山菜に、根茎は薬用として利用できる。痛みを取れることが名前の由来らしい。
十勝岳山頂は雲に隠れている。天気が晴れてくれることを切に願う。
ここにだけ赤い岩がある。
十勝岳避難小屋が見えた。
十勝岳避難小屋までもう少し。
ガス缶や水、毛布とたくさん備えてある。
床にはキノコもある。非常食(食用?)もバッチリ。
前十勝コースは立ち入り禁止。この先に行ってみたいなあ。
登り始めるとだんだん雲行きが怪しくなってきたぞ。
後ろには美瑛の街が広がっていてとても景色がいい。
これはこれで神秘的だ。
雲と一緒に山の上まで登っていく。
振り返れば美瑛の街並み。
登っていくとある時を境に植物が一切なくなった。不思議な場所。
北きつねが何やら食べている。虫なのか、こぼれた残飯なのか。
ここからはしばらく平坦な道が続く。
スリバチ火口。約1000前の噴火で出来たみたい。
こっちはグラウンド火口。約4700年前と約3300年前に噴火した時にできた様子。大きすぎて丘にしか見えない。
火災を歩いているみたいだ。行ったことないけど(2回目)
砂丘みたい。ソリ滑りできそう。
火口からはモクモクと煙が立ち昇る。硫黄の匂いも風に乗って微かに感じる。
見通しが悪くなる手前に黄色い杭があって迷わないようになってる。
山頂は雲に隠れているなあ。晴れると良いのだけれど。
一瞬だけ晴れてくれた!とても良い景色だ!
山頂に到着。ガスガスで何も見えない。
これはなんで書いてあるのだろう?
とても平坦な道。ガスで前が見えない。
振り返れば十勝岳。
鋸山。本当にノコギリみたいな岩がある。
鋸山からな道は砂利道。
少し歩けば靴の中が石だらけ。
今回の行動食はじゃがりこと、しおAビスケット
砂利道が終わって植物も見られる道になった。
先の山々がとても遠く見える。
深山秋麒麟草 | ミヤマアキノキリンソウ
山々に秋を告げる花。
岩桔梗 | イワギキョウ
ベルのようなお花が特徴。涼しいところが好き。
美瑛岳までもう少し。
険しくなってきた。美瑛岳は岩肌がかっこいい山なんだ。
ここからの景色が一番好きかも。
美瑛富士を右手にして左へ進む。
美瑛岳はこの上。まさかのガレ場登り。
30分くらい歩くと見えてきた山頂の標識。まだまだ上にある。
美瑛岳山頂。スペースは狭め。
十勝岳が一望できるよ。
テント場へ急ぎたいけど、ここの下りがとてもしんどい。
美瑛岳を下る道が石グラで一番辛かった気がする。
美瑛富士避難小屋が今日のテント場。あと1.4km。
美瑛富士は体力的にも限界なのでまたいつか。(恐らく登ることはない)
お花畑も眺める気力なし。先を急ぐ。
最後の精神的難関。ハイマツ&ササ漕ぎ。
おまけに足元はドロドロ。
美瑛富士避難小屋テント場へ到着。
前日の雨のせいか、テント場の半分以上が水場になっている。
多少慣れているけど、ここにテントを張ろう。
手がドロドロだ。
設営完了。
今日はテント泊をされる人が多いのかな?
小屋泊をされる方もおりました。
長い道のりだった。隣のテントから美味しそうな匂いがする。
いつものアルファ米。もう少し体力が身につけば、食材を持って料理したいよ。私も。
夕日がきれいだ。
テント泊で夜晴れたのは初めてかもしれない。
タケノコご飯。美味しいよ。
もう少し早くテント場について、ゆっくり夕日を眺めたかったなあ。
明日は4:00起き。明日に備えて早く寝よう。
つづく...
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