ヒグマの巣窟 雨竜沼湿原と南暑寒別岳 #19
【日程】2023年7月26日
【天気】晴れのち曇り
【コース】
雨竜沼湿原ゲートパーク登山口 〜 白竜ノ滝 〜 雨竜沼湿原 〜 南暑寒別岳1296m 〜 雨竜沼湿原 〜 白竜ノ滝 〜 雨竜沼湿原ゲートパーク登山口
【総歩行距離】18.2km
雨竜沼湿原を歩きたいと思い立ってやってきた。前日の雨でガスっている心配ありつつも、晴れて一安心。駐車場は広く駐車には困らなさそう。
キャンプ場もあり、トイレや炊事場も完備。
環境美化整備などの協力金一人500円。任意だか支払えば雨竜町で使えるクーポン券400分がもらえる。
9:00から16:30まで管理人在中。朝早くの登山の場合は電話ボックス内の登山届を利用しよう。
複写式なので一枚はポストへ、もう一枚は下山時に管理人へ提出。
時間外専用ポスト。管理棟が空いている時間は直接管理棟へ。
ヒグマの生息域でもある雨竜沼湿原は薄暗い中での山行や、16:30迄に下山をするように気をつけよう。
7:00登山スタート。
意外にも結構揺れる吊り橋。
ペンケペタン川。雨竜沼湿原から流れる川。名前が可愛い。
山頂まで8.2kmまだまだ先である。
白竜の滝
滝壺の近くならもう見ることができるが今回は行かない。
二つ目の吊り橋。
橋の上が涼しい。天然のクーラーだ。
前日の雨のせいか川の水が少し茶色。
あっという間に川が小さく見えるほど登ってきた。
一面の笹畑。
ここから特定保護区域
ヒグマの掘り返した跡。ヒグマの痕跡が一気に増えた。
南暑寒別岳が見えてきた。山頂はガスっているなあ。
ここから先が雨竜沼湿原。靴の泥を落としてから進もう。
スニーカーでは来ない方が良さそう。
植物、虫の採取は絶対にNG。食べ物のゴミも飛ばされないように注意して。
たくさんの花が見られるとのこと。
ヒグマの糞は繊維質で、比較的やわかい新芽を探して食べているみたい。
木道のすぐそばには掘り起こした跡が多数。
湿原の中には一周3.5kmの木道が整備されている。
寒冷貧栄養の環境でミズゴケなどが腐食することなく数千年かけて堆積した天然の培養湿地。
大小100以上の池塘がある中で1番近づけるポイント。
セイタカアワダチソウ こいつは他所から侵入してきた花。
エゾシカ捕獲用の箱罠が置いてある。箱罠にエゾシカって掛かるのかな。
カモの親子
雨竜沼湿原を抜けて登山道に戻る。
ヒグマの糞や掘り返しは至る所に。登山道は夜になるとヒグマの獣道となっているのだろう。
馬の頭をした立ち枯れ木
南暑寒別岳側はトンボが蚊やアブを食べてくれるので、刺される心配がなくて快適。
謎の蝶。
昨日の雨のせいかカエルがピョコピョコ足元で跳ねている。
山頂に近づくにつれてガスってきた。
山頂手前のお花畑はガスで幻想的な雰囲気。
山頂までもう少し。
山頂へ到着。
南暑寒別岳 1296m 登頂。
風強い。山頂の地面以外何も見えない。
以前のぼった暑寒別岳へ進むルートは今は通行禁止。景色すら見えないのでそそくさと下山。
さよなら南暑寒別岳。
もう少し時期が先か後か、お花畑が少ない印象だったけど、18kmがあっという間な登山だった。
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