②十勝岳からオプタテシケ 十勝岳連峰縦走27.6km | 北海道登山 #16
つづき...
0:17am 目が覚めた。疲労や寒さからか、テントやザックを全て捨てて下山する夢を見た。
星空がとてもきれい。夜明けまでもうひと眠りしよう。
4:00am 山に隠れて少し東の空が明るくなっていた。
朝ごはんはアルファ米ピラフ味。
荷物を捨て下山する夢を見た割には、体力的には問題ない。
4:30am お水と行動食を持ってオプタテシケへ向かおう。
朝のテント場。一人は先にオプタテシケへ向かったみたい。
日の出が山に隠れて見えない。急いで行こう。
山の上で見る朝焼けはどうしてこれほどにも美しいのだろう。
この朝日以降はガスガス。
先がよく分からない。オプタテシケ本当にある?
風が強くて頭が痛くなった。
ベベツ岳山頂はお花畑。
チングルマ。みんな綿毛になってる。
ケルンが大きい。よく崩れずにいるなあ。
山を沿うように雲が流れていく。
給食で出たチョコレートムースプリンが食べたくなった。
ここから土が赤っぽくなった。
オプタテシケが見えたぞー。
山頂までもう少し。
オプタテシケ山登頂。
大雪山方面。旭岳、トムラウシ、ニペソツ山。登ったことのある山々が見れた。
テント場へ戻ってきたぞ。
帰ったらテント洗って干さないと
美瑛富士避難小屋テント場を出発。
昨日のハイマツ&ササ漕ぎコースを戻り。
足元はビチャビチャ。
昨日は見向きもしなかったお花畑。
蝦夷兎菊 | エゾウサキキク
葉っぱの形がうさぎの耳に似ることが名の由来。
昨日の分岐点を直進。
雪渓の残るガレ場とハイマツ漕ぎの連続。
モンスターズインクにこんなキャラクターいたよね?
もしやあの亀裂を渡るのか。
ポンピ沢に到着。
増水していて、どこから渡渉するのか分からん。
えっ?この渓谷を渡るの?
普通に危険なんだけれども。渓谷の1番下まで垂らされた一本のロープ。落ちたらこれで上がってこいということか...!
落ちずに渡り切れた。ここの登山道崩壊も遠くはないぞ。
十勝岳避難小屋方面が見えてきた。
ここを真っ直ぐ行けば望岳台だ。ここからが長く感じた。
ここの道は足の裏が痛くなる。この痛みは足裏マッサージ的な良い痛みなのかな? とても痛いということは不健康だということか。
もう少しで下山。お腹すいたお腹すいたとしか頭が働かなかった。
過去1番歩いたテント泊登山。ザックの軽量化や体力作りをしないと次に登りたい山は登れない。そう感じた山歩記でした。
【動画はこちら】